バックパスが遠くに飛ばない




「バックパスが遠くへ飛ばないな、、、バックパスが思ったところまで届かない。ボールをとらえる位置がよくわからない。どうやって力を入れてボールを飛ばしたらいいのかわからない」など思ったことありませんかね?

こういった疑問に答えていきますね。

 

バックパスが飛ばない主な原因
  1. ボールの捉える位置が胸の前くらいで低すぎる
  2. ボールの引きつけが悪く、 膝が伸びてしまっている
  3. 柔軟性があまりない

 

バックパスはセッターでなければ数多くやることがないと思いますが、練習や試合などでバックパスをして味方にスパイクを打ってもらうこともあるかと思います。

その時に遠くに飛ばせなかったりしたら、せっかく見方が繋いでくれたチャンスを潰す可能性もありますので、しっかり練習をしてできるようになりましょう。

 

ボールの捉える位置が胸の前で低すぎる

 

ボールを捉える位置が額より低く、顔の正面になってしまうと頭が邪魔になり、頭をそらしてしまう。 次に手はボールを下から持ち上げるような感じになってしまい、飛ばない。

顔の正面より下でボールをとらえてしまうと、ボールを持ち上げる感じで後ろにバックパスをしてしまうので、どうしてもボールが飛びません。

額より上、頭の上くらいでボールをとらえるように注意しましょう。

 

(原因1)の改善方法

確実なバックパスを上げるには必ず額の上でボールを捉えるように心がける。そのためにの練習方法を紹介します。

 

練習方法
  • 直上つき上げ方向転換パス・・・額の上に 両手をセットして直上をパスした後に90度、180度、360度と方向回転して安定したパスをあげられるようにする。
  • 床付き直上パス・・・両手または片手を床についた後、直上パスをし、これをつく返す。

 

1人でもボールがあれば練習できる内容ですね。

直上つき上げ方向転換パスは、角度を変えながらボールを安定的に額の上でボールをとらえる練習方法となります。

床付き直上パスは、直上つき上げ方向転換パスと違って、一旦ボールから目を離すことによって、ボールをとらえるフォームを作り直します。すばやくバックパスができるよう額の上でボールをとらえる練習方法です。

 

ボールの引きつけが悪く、 膝が伸びてしまっている

 

ボールを待ちきれず身体が伸びてしまい、 遠くへパスするのに必要な肘・腰・膝のバネが使われずパスが伸びないことが原因です。

身体が伸び切った状態でボールをとらえてしまっているので、遠くに飛ばす力が伝えられない状態です。

 

まっすぐ伸ばした足をイメージしてもらったらいいと思いますが、ひざを曲げず真っ直ぐの状態でジャンプしようと思っても高くジャンプできないですよね。ジャンプをする時は、ひざを曲げて勢いをタメてからジャンプすると思います。

バックパスの時も、肘もひざも伸び切った状態でパスをしても力が伝えられないので、遠くに飛ばせません。

遠くに飛ばすためには、肘・腰・膝のバネの力を十分に使う必要がありますね。

 

原因2の改善方法

ロングのバックパスを送るときは肘・腰・膝のバネを十分に使う。

練習方法
  • ランニングバックパス・・・ 先頭に入るプレイヤーはAは、 前の列から前進してきたプレイヤーBに短いパスを送り、そのボールをBはバックパスでCに送る。BはバックパスでCに送った後、A列の後尾に移動する。AはBにパスを送った後、前進し、Cからの短いパスをバックパスでDに送る。AはDに後方パスを送った後、C列の後尾に移動する。
  • ネットを利用したランニングバックパス・・・ネット越に飛んできたボールを、Aは相手コートのBにパスボールを送ると同時に、ネット下を通過してA’位置に前進する。BはAからのボールをA’にパスし、ネット下を通ってA列最後尾につく。A’はBからの短いパスをCにバックパスで送り、B位置に移動してCからのパスを待つ(練習では後方へ大きくパスをする際の身体の使い方に注意する)。

 

肘・腰・膝のバネを十分に使ってバックパスを練習することによって、より遠くまでボールを飛ばせるようになります。

練習をやり初めの時は、距離感や力加減がわからないので、相手の人にちゃんとバックパスをすることができないと思いますが、繰り返し練習をしてみてください。

 

柔軟性に欠けている

 

身体がかたくボール下に入れないため、手先だけのパスになりボールが飛ばないことが原因です。

身体がからいからボールが飛ばないとかではなく、手先だけでバックパスになっているとボールが飛びません。先程の全身を使ってボールを送り出してバックパスをするようにしましょう。

 

原因3の改善方法

身体はもちろん、指、手首、柔軟性をつけたほうがいいと思います。怪我の防止にもなると思います。

  • 指折り曲げ
  • 指反らし
  • 手首そらし
  • 手首の回旋・捻転
  • 膝顔つけ
  • 肩押し
  • 背支持後転から馬をくぐり抜け

 

まとめ

 

バックパスが飛ばない原因は、「ボールのとらえる位置が低すぎる」「身体が伸び切った状態でボールをとらえている」「手だけでボールを飛ばそうとしている」だと思います。

ご自身がどれに当てはまってないかをチェックしてみてください。

 

バックパスは練習をあまりやらないので、基本的には難しく感じると思います。思ったとおりの位置にボールを飛ばせないですし、距離感や方向もめちゃくちゃ難しいです。何年もバレーボールをしていた私も今でも難しいと思います。

 

たまにあそびにの試合で、セッターをやることがありますがバックトスはできれば上げたくないなって思います。

難しいからと練習をやらないとうまくならないので、チームの練習内容の一部に「ランニングパス」を取り入れてもいいと思いますね。

 

 



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