スパイカーが100%の状態で打てるトスが第一
トスを上げる時に心がけていることは、スパイカーが100%の状態で打てるトスを上げるということです。スパイカーは本来の助走、ジャンプができて、打ちたいところに打てるトス。レベルが上がるにつれて、速いトスや相手のブロックを振ることも必要だが、セッターは、まずスパイカー一人一人の特性を知り、各選手が打ちやすいトスを丁寧に上げることが最優先です。
トスの基本的なフォームはオーバーハンドパスと同じ。ボールの落下地点にすばやく移動し、ヒジとヒザを同時に伸ばしトスを上げる。サイドへのトスは、しっかりとアンテナまで伸ばし、コースの9mの幅いっぱいに使うことが大切です。
トスが短くなると、打てるコースが限られたり、ブロックされやすいので気をつけよう。
左目の前あたりで早くトスを上げてしまうと、トスがぶれやすいので注意しましょう!
トスの基本
トスは、見方がレシーブしたボールをスパイカーにつなぐ大事なプレーです。トスを上げるセッターは、ボールの落下地点にすばやく移動し、正確にトスを送り出すハンドリングが求められます。
身体の右側を軸にして立ち、ボールを送る方向につま先を向けます。手首を使って頭の真上で柔らかくボールを送り出しましょう。
レシーブしたボールがどこから上がってきてもいいように、セッターは広い視野と瞬時に判断する力が必要です。
トスの上げ方
- ボールの落下地点を確認します
- ボールが落ちてくる前に両手を準備しておきます
- ボールを見ながら全身を使ってボールをとらえます
- 下半身、ヒジ、手首の力を使ってボールを送り出しましょう
準備のポイント
セッターの定位置は、コート中央からライトよりに約1m以内の範囲。ネットからの距離は30cm程度あけておいたほうがいいです。構える時はレフト向きに、右足を少し前に出す。ボールは基本的にセッターの左側から来るので、右足が前の方が対応しやすい。
上達のコツ!
ポールを目標にしてトスを上げよう
サイドにトスを上げる時に、アンテナまでしっかりトスを伸ばすためには、アンテナではなく、ポールを目標にして上げるといいです。アンテナを目標に上げると、短いトスになってしまうことが多いからです。
下記の動画で、バレーボールのセッターがトスを上げるコツや練習方法について説明をしています。
https://www.youtube.com/watch?v=SvlI79R0kLg
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