バレーボールセンタープレーヤー(ミドルブロッカー)速攻とブロックの中心

バレーボールセンタープレーヤー(ミドルブロッカー)速攻とブロックの中心




速攻とブロックの要のセンタープレイヤー(ミドルブロッカー)

センタープレーヤーは、文字通り前衛3人の中でプレーする選手のことです。最近は「ミドルブロッカー」という]言い方もされます。これも同じことで、ブロックを跳ぶとき、常に前衛3人の真ん中で跳ぶ選手を指します。

センターでスパイクを打つということは、トスを上げるセッターのすぐ近くで打てるということ。ですから、センタープレーヤーの攻撃は、まず速さが最大の武器になります。ブロード攻撃といって、移動しながら打つスパイクも、センターの攻撃のひとつです。センターはセッターと近いため、トスの距離が短くなり、相手ブロックもつきやすくなります。そこで、速さや移動などでブロックを時間的、空間的にかわすアタックを打つ能力が求められます。また、「ミドルブロッカー」という名前が表すように、ブロックの要でもあります。常に相手のどの位置からのアタックにもブロックを跳ぶことが求められます。

ブロックは相手セッターとの読み合いの勝負です。相手のトスに合わせて左右にすばやく移動するフットワークと、しっかり手をネットの前に出すこと、相手セッターに振られてもあきらめずにジャンプする粘りなどが必要になります。

センターがブロックにつくことで、相手のアタックのコースが限定され、レシーブがしやすくなります。つまり、センターブロックは守備の要。レシーバーとの連携を指示することもセンターの役割のひとつになっています。

 

センターに求められる資質

  1. 相手セッターのトス回しを先読みする頭の良さ
  2. 横移動の素早さ
  3. いったん相手セッターに振られても、あきらめずにワンタッチを取りに行く粘り強さ
  4. ブロックの起点となるので、高身長が望ましい。腕が長ければなおよし

 

こんなセンターになろう

  • 相手アタッカーにいやがられるセンターになろう
  • シャットアウトが取れなくても、少しでもボールの勢いを殺すことに集中しよう
  • ブロックがついたときにコースを変えて打てる判断力と応用力を身につけよう



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