こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。
今回は「テクニカルタイムアウトとタイムアウトの違い」について解説したいと思います。
ここ最近、テレビで全日本のバレーボールを見ていると、テクニカルタイムアウトが自動的に取られていますよね。
タイムアウトのタイミングって試合の流れがあるので、本当にめちゃくちゃ大切です。
テクニカルタイムアウトのことについて、ほとんどの方が知っているとは思いますが、知らない人のために、あとなぜにテクニカルタイムアウトができたのかの裏話まで解説していきます。
- テクニカルタイムアウトのルール
- タイムアウトのルール
テクニカルタイムアウトのルール
まずはテクニカルタイムアウトについて解説しますね。
1試合、第1セット~4セットまでは、リードしているチームが8点目に1回目、さらに16点目に達したときの2回目、いずれも60秒間のテクニカル・タイムアウトが自動的に適応されます。
第5セット(最終セット)は得点が少ないので、8点目の時のテクニカルタイムアウトは適用されません。
第5セット以外は、最低2回試合が止まりるような仕組みになっています。
今や、世界大会でテクニカルタイムアウトが使われているので、メジャーなルールになっていると思います。
テクニカルタイムアウトができた理由として調べたら、
(1)接戦を演出する為
(2)コマーシャルを入れる為
と書いてある記事がありました。
私の考えでは、連続得点を取られて相手に流れが行っているのを止めるため、接戦を演出するためにテクニカルタイムアウトができたとばかり思っていました。
試合を見ていて、セットの途中で14対6とかになると、このセット落としたなって感じになるので、一気にテレビを見る気が失せてしまいますよね。
そこで試合の、3分の1、3分の2の所で強制的に試合を止めて、連続で得点しているチームの集中力や勢いを止める為、また両チームの実力差があまりないように見せかけるために、あえて接戦を作り上げるようにテクニカルタイムアウトができたとばかり思っていました。
コマーシャルを入れる為に、テクニカルタイムアウトが作られたと考えることはなかったですね。
でもよく考えたら、試合を途中で止めて、コマーシャルを入れるのってあんまり見たことがない気がしますね。
タイムアウトをとったタイミングでコマーシャルに入るのは見たことはありますしね。
テレビ側の都合で、適度にコマーシャルを入れやすいようにテクニカルタイムアウトを作ったんであれば、プレイを実際にやっている方が、連続得点で相手の流れを止めたい場合にはいいかもですが、調子が良くて連続得点をとっている時は、ちょっと流れが止まるので、調子が狂う時があるかもですね。
でも実際はテクニカルタイムアウトを取ると、休めるので最高のパフォーマンスで試合を望んでもらいたいので、いい休憩時間にもなっているかもですね。
私的には、コマーシャルを入れたいがために、テクニカルタイムアウトを作ったのではなく、接戦を演出するためにテクニカルタイムアウトを作ったってなっててほしいですね。
タイムアウトのルール
タイムアウトの回数制限は両チームとも各セット2回ずつとなっています。
タイムアウトは1セットにつき30秒間で、各チームはこの間に作戦を練ったり、選手を休憩したりしています。
たとえ使わなくても、次のセットに持ち越すことはできません。
ちなみに選手交代は6回までできます。
タイムアウトを取るタイミングでめちゃくちゃ大切です。
連続得点で相手に流れが行っている時に、これ以上点差を離されたら追いつけなくなるくらいのタイミングでタイムアウトを取る必要がありますね。
相手が勢いにのっている場面で使うことによって、試合の流れを止めることができます。
よくタイムアウトが終わったあとにチームのサーブをミスすることありますよね。
タイムアウトをしたことにより、たまたまかもしれませんが、相手のサーバーの調子を狂わせた感じになっています。
このようにできたら監督はかなり、いいタイミングでタイムアウトをとったことになります。
タイムアウトは監督やチームキャプテンの力の見せ所になりますね。
また、最近ではタイムアウトやテクニカルタイムアウト以外に、チャレンジで試合の流れを止める傾向にありますね。
明らかにアウトなのに、「チャレンジ」をして外すときなど、本当の使い方じゃない時は、私的にはちょっと卑怯だなって思っていつも見ています。
まとめ
【テクニカル・タイムアウト】と【タイムアウト】の違いについて分かっていただけたかと思います。
【テクニカル・タイムアウト】は、第1セット~4セットまでは、リードしているチームが8点目に1回目、さらに16点目に達したときの2回目、いずれも60秒間のテクニカル・タイムアウトが自動的に適応されます。
【タイムアウト】は、タイムアウトの回数制限は両チームとも各セット2回ずつとなっています。タイムアウトは1セットにつき30秒間で、各チームはこの間に作戦を練ったり、選手を休憩したりしています。たとえ使わなくても、次のセットに持ち越すことはできません。
となっております。
タイムアウトの使い方は、試合の流れをコントロールする大切な役目となっています。
この観点で全日本の試合などを見てもらうと、より面白くバレーボールが観戦できると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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