バレーボール アタック決定率の出し方について

アタック決定率の出し方について




こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。

今回は、「バレーボール アタック決定率」について解説していきます。

 

よくある質問としては、

「バレーボールのアタック決定率って、どうやって出してるんですか?」

「バレーボールのアタック決定率の計算について教えてください。」

「アタック決定率にはフェイントも含むのでしょうか。」

「バレーのスパイクの決定率が低くて悩んでいます」

などなど疑問があると思います。

 

私も高校生の時は、マネージャーに打数をつけてもらって、決定率を一人ひとりチェックされていましたね。

エースは決定率50%位あるといいんじゃないかと思って、最低でも試合では決定率50%を毎回目標にしてやっていたのを思い出しました。

「バレーボール アタック決定率」について詳しく解説していきます。

 

バレーボールのアタック決定率の計算方法

一番簡単で計算がしやすい方法が、

スパイク決定数 ÷ スパイク数 = スパイク決定率となります。

試合で10本スパイクを打って、決まった本数が5本だったとすると、5 ÷ 10 = 50%です。

スパイク数にカウントするボールは、攻撃的なフェントやしっかり相手コートに狙って打ったボールに対してカウントするようにして下さい。

オーバーで返しただけとか、苦し紛れにフェントで返したとか、ジャンプしないで打って返したなどの、攻撃じゃないなっておもったボールに関しては、スパイク数に入れなくてもいいです。

決定率が高ければ決めている選手にはなりますが、必ずしも決定率が高くてもいいってわけではありません。

 

バレーボールのアタック効果率とは?

アタック決定率が良くても、同じくらいミスをしていてはチームには貢献していないのと同じです。

アタック効果率は、簡単に言い換えれば「ミスしない度」って事になります。

例えば、『アタック効果率』は、計算式は(得点ー失点)÷ 打数となります。

失点にはアタックミスとブロックでシャット食らった点数が含まれます。

 

先程の例と同じ数字で説明をしますと、

試合で10本スパイクを打って、決まった本数が5本だったとすると、(5 ÷ 10) ×100= 50%です。

これはアタック決定率でしたね。

 

この時に、決められなかったアタックが、もし全部がミスかブロックされたとすると、5点取ったが5点相手のチームにあげちゃったってことになります。

得点を取った数とミスをした数が同じでは良くないですよね。

この場合のアタック効果率は、(5 ー 5) ÷10= 0%

スパイク決定率が50%だったとしても、アタック効果率が0%で、決定率がどんなに高くても、失点が多いと数字が悪くなるのが効果率で、場合によってはマイナスになります。

例えば、得点4点で、失点6点の場合、(4 ー 6) ÷10= ー20%

ミスによる失点が多いプレーヤーは計算が立たないので、具体的に数値化してメンバーチェンジの時期を考えたり、相手に数字が悪い人がいたら狙ったりする目安にできるかと思います。

 

一番いいのは効果率50%以上の選手です。

決定出来ないアタックだけれど簡単に点を相手に与えない、上手くブロックをかわしている、というプレーをしている状態なので、そのプレーヤーにトス上げておけばミスしないので助かるということになります。

アタック効果率について述べましたが、他にも同じようなものではサーブレシーブの効果率があったと思います。

 

■サーブレシーブの効果率

(Aキャッチーミス)/受数

 

■サーブ効果率

(ノータッチエース)×100+サービスエース×80+効果×25)÷打数

 

ノータッチとエースを区別していることについて否定的な意見が多いです。

レシーバーを弾き飛ばすような弾丸サーブよりも、ジャッジミスによるノータッチのほうが高く評価されるようですね。

この指標だと、ミスは何本しても関係ないことになり、10本打ってノータッチエース1本とミス9本だと効果率10、サービスエース1本でミス0本だと効果率8です。

サーブ効果率はミスの本数があまり重要視されていないようですね。

 

アタック決定率はあくまで目安に

決定率をいくら良くても、ミスをしていてはあんまり意味のない数字になります。

あと、スパイク決定率は自分たちより強いチームとやるのと、弱いチームでやるのでスパイク決定率がかなり違ってきます

強いチームと試合をして相手チームのブロックが上手だった場合、アタック決定率が落ちますよね。

逆に自分たちより弱いチームとやると、思うようにスパイクが決まりやすいので、アタック決定率が上がります。

スパイク決定率が低くて悩んでいる人で、強いチームとばかりやっていた時に決まらなくて落ち込んでいる人がいますが、それはしょうがないことなのであまりアタック決定率を気にしすぎるのも良くないと思いますよ。

 

最低限の目標数字はあったほうがいいと思いますので、「最低私はアタック決定率を40%にする」とか、「アタック効果率を最低40%以上にする」など数字を出して、それを目標にすると、アタック決まらないと漠然と悩んでいるより、改善点が考えつきそうですよね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

関連記事

バレーボール スパイクでブロックされるので止められないコツは?

バレーボール 重い スパイクの打ち方を解説

バレーボール スパイクの助走の足が開いて上手く飛べない

バレーで強いスパイクを打つにはアンテナのどの辺まで届けば打てるか

スパイクを打つ時ブロックが見えないと悩んでいる人へ

「 スパイク 」 カテゴリ一覧

 

【2018年版】バレーボールシューズ 選び方

LINEスタンプ「よく使う!バレーボールスタンプ」1弾~3弾まで販売中!1 セット 40 個入



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。