バレー スパイクを打つときタッチネットをしてしまう




スパイクを打つ時にネットタッチをしてしまう事がよくありませんか?ネットに手は触れてしまうのは、バレーボールを始めた初心者の方に多いと思います。

打った後に勢いがありすぎてネットに手が触れてしまっては反則になってしまうので、気をつけたいですね。

ネットタッチしてしまう、原因と改善方法を説明しますね。

 

上手くいかない原因
  1. 幅とびの踏み切りになっている
  2. 前にジャンプしている
  3. 筋力不足している

 

幅とびの踏み切りになっている

できるだけ高い打点から力強いスパイクを打つには、ジャンプ力だけではなく、ボールを打つ前の動作すなわち助走、踏み切り、腕の振りなど正しく行われていなければなりません。

スパイクを打つ時にネットタッチをするということは、ボールをとらえる位置が前過ぎたり、トスがネットについている時に腕を前に大きく振りすぎたり、ジャンプが前に流れたりなど色々な原因があげられます。

まず助走→踏み切り→ジャンプ→着地の段階に問題がないかどうかをチェックする必要があります。

 

原因1の改善方法

最後のステップだけを集中練習する

3歩助走の構えの姿勢から、最後の2・3歩はすばやくして、跳び箱を飛ぶ時に、踏み切り板を踏み切るようなイメージでの足の運びが必要です。

足の開きは肩幅ぐらいで、あまり狭すぎても広すぎても、前後に開いて幅跳びになってもいけません。

沈み込んだ時、上体を十分前傾させて両腕の 振り上げと腰の反りを使って上方にジャンプする。

踏み切り足の悪い癖を直すには根気がいるので練習時間内だけではなく、日常生活の中でも、いち・に・さんと声をかけて、低い姿勢で踏切点に入ってジャンプできるように努力してください。

 

あべ

3歩助走・4歩助走どちらでもいいので、低い姿勢で踏み切り、ジャンプする練習を繰り返しやってください。
»オープンスパイクの基本動作

 

前にジャンプしている

助走で踏み切りる時にブレーキがかけられていない事が原因です。

助走で最後に踏み切る足がしっかり内側に向いていないため、ブレーキがかからず前に飛んでしまいます。

踏み切る最後の足を意識することが重要です。

 

原因2の改善方法

助走→踏みこみ→ジャンプをボールを使わずに行う

前方にジャンプしてしまう原因は、踏切の沈み込み角度が浅いことや、踏み切る最後の足が内側に向いていないため、上にジャンプする事ができず、前にジャンプしてしまいタッチネットをしてしまいます。

理想は、構え位置から踏み切りの位置まで、重心を落とした時の腰の位置を直線的に保ったまま移動させて沈み込み、そのまま上にジャンプすることです。

ジャンプするとき、一旦腕の振り上げに伴う上半身の反りと伸びを使い、空中でさらにもう一度伸び上がるように練習します。

このジャンプを習得するには時間がかかるので、監督やスパイクがちゃんと打てる人に見てもらったり、自分で動画を撮ってチェックして努力してください。

 

あべ

助走で最後に踏み切る足を内側に向け、前に行く勢いにブレーキをかけて、上にジャンプするように練習をしてください
»スパイクで勢いのつく助走のとり方

 

 

筋力不足している

特に筋力が弱いと助走をつけると沈み込みの力に耐えられず、膝と腰が突っ張りきれないので、沈み込みが浅くなったり、一度止まって重心をまっすぐに落として沈み込んでジャンプする結果となり、素早い踏切ができない場合があります。

 

原因3の改善方法

筋力をつけること

正しい助走からスパイクを打つには、足腰や全身のスピード、瞬発力などが必要になります。

足腰を鍛えるトレーニグ

スクワット・・・背筋を伸ばして、少し前傾姿勢を取りながら、ゆっくりと膝を曲げます。腕は前に出して、バランスを取りながら行います。足を肩幅ほどに開きます。つま先と膝の向きは正面を向きます。背中が丸まらないように意識して膝を曲げながら重心を落としていきます。動きをコントロールしながらしゃがむようなイメージで重心を下ろしましょう。この動作を繰り返し15回行いましょう。

 

ヒップリフト・・・お尻を鍛えるます。ポイントは背中が反ったり、丸まらないように姿勢を安定させることです。膝の頭から鎖骨まで一直線になるように姿勢を意識してお尻を持ち上げましょう。この時、息を止めないように注意しながら姿勢を保ちましょう。お尻に負荷がかかっているのを感じながら60秒姿勢をキープしてください。

 

オルタネイトランジ・・・太ももとお尻の筋肉を鍛えます。片足ずつ負荷をかけることができ、体幹部分の安定にもつながります。足を腰幅に開いた状態で立ちます。背中が丸まったり、上半身が左右にぶれないように意識しながら片方の足を前に運びます。この時前に出した足幅は肩幅よりも少し広めに踏み出すイメージで行いましょう。戻したら反対の足も同じように出し、この動作を繰り返します。反動を使わないように動きをコントロールしながら左右15回ずつ行います。

 

あべ

ジャンプするためには、足腰を鍛えることが大切ですので、繰り返しトレーニングしてください
» バレーボールでジャンプ力を上げる方法

 

まとめ

タッチネットをしてしまう背景には、セッターがトスを上げた時にボールとネットが近くてタッチネットする場合と、助走がうまくできずにタッチネットしてしまう原因があります。

初心者に多いのが、助走の時に前にジャンプしてしまいタッチネットをすることです。

助走は家で1人でも練習ができますね。

 

3歩助走・4歩助走どちらでもいいので、最後の2歩をしっかり腕を振って踏み込み、最後の足を内側に向け、前に飛ばずに上に跳べるように繰り返し練習をしてください。

始めのうちは、助走のステップが独特なので、飛びにくいかもしれませんが慣れてくれば飛びやすくなります。

 

右利きの人は、最後の2歩が「右・左」で終わるのですが、たまに「左・右」でジャンプする人がいます。

その人が飛びやすかったらいいのですが、ジャンプをした後、スパイクを打つ時に身体を多少ひねりながら構えるので、ちょっと窮屈そうに私は見えたりします。

逆足で踏み切る癖が付いている人が直すことはかなり難しいので、なるべくは正しい足の運びで助走ができるように練習をしてください。

 

助走のコツは、思いっきり踏み込む時に後ろに振りかぶって腕を振ってジャンプをすることです。

ジャンプ力があんまりないな。。なんて思っている人も、助走の腕の振り方でジャンプ力をカバーできたりします。

試しに、垂直跳びで、腕を振らずにジャンプをする のと、腕を思いっきり振ってジャンプをする では、腕を振ってジャンプをしたほうが、めちゃくちゃ飛べます。

なんで助走の時に腕をしっかり振るってことはめちゃくちゃ大切です。

 

理想の助走ができるように繰り返し練習をしましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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