こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。
今回は「私のチームはレシーブがすごく弱く、完璧なスパイクまで持っていけません。レシーブ(レセプション・ディグ)を効率よく練習出来るメニューはないでしょうか?」
の質問に回答したいと思います。
そもそももレシーブ力が弱い可能性がある
レシーブのフォーメーションが無く個人の能力で守っている
セッターがレシーブをミスした時にカバーしきれていない
そもそももレシーブ力が弱い可能性がある
チームのレシーブが弱い原因の1つが、個人のレシーブ能力が低いことがあります。
バレーボールを初めた人達ばかりでチームを作ったら、レシーブが弱いのは当たり前ですよね。
よくあるのが、中学2年生の新人戦がいい例だと思います。
バレーボールを初めて1年半くらいで、今までは3年生の試合を見たりしていたので、そこまでバレーボール練習は対人パスとかが中心でやっていて、3年生が引退をして、2年生の代になった時の初めての公式戦です。
試合の経験があまりなく、サーブレシーブだったり、スパイクレシーブもそこまでガッツリ練習をしていないので、まともに取れない状態です。
この状態でチームのレシーブ力が弱いといっている場合は、ただ単にレシーブの経験が足りないからレシーブ力が無いだけです。
1番簡単な解決策で、レシーブの練習をする時間を増やすことで誰でも、レシーブが上達します。
練習方法としては、
(1)対人パス
通常のパスのことで、アンダーハンドパス、オーバーハンドパスの練習が基礎です。
バスケットボールで言ったらドリブルくらい重要な練習になりますので、対人パスを一日の練習時間で多く使うことです。
私も中学で自分達の代になった時は、嫌になるほど基礎的なパスの練習をしましたし、高校でも2年生の自分達の代になった時、夏休みほとんど基礎的なパス練習をしました。
基礎的な体力づくりと、パスの練習をずっとするのはつまらないしキツイですが、基礎ができないと何もできないので、とても重要です。
(2)3人レシーブ
コートの後衛側に、レフト、センター、ライトと3人立ってレシーブをします。前衛のセンターに立っている人にボールを集め、打ったり、フェイントをしたりと、ボールに集中をしてないとレシーブできません。
バレーボールの練習でよくやるレシーブ練習だと思います。
(3)ネット越しに台を置き、その上に立って打ってもらってレシーブ練習
高校の時に監督が大きな台を持ってきて、ネット上から打ってレシーブをしていました。
スパイクを打たれている感覚でレシーブが出来るので、スパイクレシーブ(ディグ)の練習にはいいかと思います。
もし大きい台がなければ、通常のスパイクを打ってもらってレシーブをする練習でもいいと思います。
実際のスパイクのレシーブを受けたほうが、本番ようでいいかもです。
(4)サーブカットの練習
サーブカットの練習は、コートを半分にして、レフト側、ライト側と2人で真っ直ぐサーブを打って、サーブレシーブの練習をしていました。
これだったらコートが一面で、同時に2名がサーブレシーブ(レセプション)の練習ができます。
このサーブレシーブ練習が基本だと思います。
あとは、サーブ練習の時にサーブレシーブをすることです。
サーブを打っている人にサーブカットをする人を狙って打ってもいます。
よくリベロの選手はサーブを打たないので、サーブ練習の時にサーブカットの練習をしていましたね。
本当基本的な練習メニューですが、レシーブの経験値が低い選手は、たくさんレシーブ練習をして上達するしか方法がありません。
このブログを読んでも残念ですが、レシーブは上達しません。
実際に行動を起こした分だけ上達します。
レシーブのフォーメーションが無く個人の能力で守っている
次にレシーブが弱い原因の一つが、レシーブフォーメーションのルールが無く、個人のやり方でレシーブを守っているのでレシーブ力が弱いパターンです。
監督がバレーの経験が浅かったりしたら、レシーブの守り方などを教えてない場合が多いと思います。
基本的な、アンダーハンドパスやオーバーハンドパスは教えやすいですが、試合で使うレシーブフォーメーションはバレーボールをやった事がない人じゃないと教えることが難しいと思います。
レシーブの守り方のルールがなく、自分の好き勝手に守っているので、レシーブがとれない位置で守っているのでとれないから、レシーブ力が弱いとなっているケースがあります。
個人のレベルでは、対人パスなどは出来ているんだけど、試合になるとどうしてもレシーブが出来ないんだよな、ってなっているチームはレシームの守り方が連携がとれていないことが原因の可能性がありますね。
チーム内でレシーブフォーメーションのルールがない場合は必ず皆さんで話し合って守り方を検討しましょう。
このブロクで、スパイクレシーブの守り方や、サーブレシーブの守り方を説明しているページがあるので見てください。
セッターがレシーブをミスした時にカバーしきれていない
レシーブが弱くてスパイクが打てない原因で、セッターが多少レシーブが乱れてもカバーできるはずですので、そこも問題なのかなと私の中で思いました。
毎回セッターが動かなくてもトスができる、完璧なレシーブがセッターに返ることはまず無いと思ったほうがいいです。
コート半分くらい移動するくらいのレシーブだったら、正確にトスを上げるのはむずかいいと思いますが、セッターが1mくらい移動するくらいのレシーブだったら、セッターがカバーしてトスを上げることも大切になってきます。
レシーバーが頑張ってレシーブを上げたボールを、セッターがカバーをしてトスをすることにより、アタッカーの人もセッターが頑張ってあげたんだから、一生懸命打とうと思うはずです。
スパイカーもセッターもカバーしながらやるのが、団体競技であるバレーボールだと私は思っています。
話はそれましたが、毎回完璧なスパイクが打てない原因に、セッターのトスの能力が足りていない可能性もありますので、セッターの技術を上げる努力も必要になってきます。
私はセッターを数ヶ月しかしたことがないので、偉そうなことがは言えませんが、セッターもレシーブも同じで、トスを上げた分だけ上達します。
私の場合は、中学1年生から2年生の中盤までセッターをしていたので、オーバーハンドパスは自信があります。
セッターの経験をしていたおかげで、レシーブよりオーバーの方が得意で、サーブカットもオーバーでやるくらいです。
そのくらいオーバーが好きなんですよね。
セッターの方はトスが自分の思った所に上がらないなって悩んでいる方がいましたが、経験が今足りていないだけで、練習をすれば絶対に上手になるので、できるようになるまで練習を諦めずにやってみてください!
まとめ
「チームのレシーブが弱くて完璧なスパイクまでできない」について解説しました。
(1)自分たちのレシーブ能力が足りていない
(2)レシーブフォーメーションを決めて守っていなかった
(3)セッターの実力不足
と解説してきました。
それ以外にもいろんな原因で、レシーブが出来ない可能性もあります。
・相手チームが強くて、スパイク、サーブの能力がめちゃくちゃ高い
など、レシーブが出来ない原因は、「自分達が悪いパターン」と「相手が強いなどの外的要素」があるので、どれが原因なのかわかりにくい場合があります。
その時は、「相手が強いなどの外的要素」の場合は、考えても仕方ないので無視します。
全日本選手の石川祐希選手だったり、柳田将洋選手だったりのサーブレシーブが取れない場合は悩んでもしょうがないですよね。
ボールのスピードが速すぎて目で追えないくらいのボールだと思います。
そんなボールがきたら、サーブミスを願う以外なくなります。
取れたら素晴らしいですが、イチかバチかで構えておく以外取れる可能性がないと思います。
なので、改善ができる「自分達が悪いパターン」で、どこを改善したらもっとチームが強くなるのか、みんなで話し合ったほうが効率的です。
何度もいいますが、レシーブを上達するには、レシーブ練習をすることが1番簡単です。
スパイクレシーブ、サーブレシーブをやったら、やっただけ上達します。
自分たちがレシーブが苦手だなと思った人達に参考になればと思います。
最後まで読んでいいただきありがとうございます。
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