ブロックとレシーブ(ディグ)の連携を高める

ブロックとディグの連携を高める




コートの中での約束事、守備範囲を明確に

ブロックとレシーブ(ディグ)の連携を高める練習

ブロックとレシーブ(ディグ)を組み合わせたディフェンスの練習も重要です。ブロックを抜けたボールをいかに拾うかがポイントとなります。

ブロックとレシーブ、またはレシーブ同士で話し合い、この位置のフェイントは誰が取るのかなどの約束事を練習で作っておくとレシーブがしやすくなります。

最終的には6人がコートに入り、チームで決めたフォーメーションがスムーズに機能するよう繰り返し練習をしましょう。

強打を拾う役割の選手は、すばやくスパイカーが見える位置に入ることを心がける。

練習の中で、一人ー人の守備範囲の広さや、得手不得手も見えてくるので、それによって、リベロの守備範囲を広げるなど、フォーメーションを調整することも必要となります。

(例)レフト攻撃に対するフォーメーション

6人がコートに入り、ディフェンスのフォーメーションをマスターする練習。

ブロックが1枚、2枚、3枚の場面をそれぞれ行う。強打とフェイントを織り交ぜるとより実践的に練習ができます。

特に2人の間のボールに対して、お見合いしないように、どちらが優先的に取りにいくのか確認しておきましょう。

【ブロックが1枚の時】

ブロックが1枚の時

【ブロックが2枚の時】

ブロックが2枚の時

【ブロックが3枚の時】

ブロックが3枚の時

 

(例)条件をつけてすばやくフォーメーションを変える練習

Aクイックからライト攻撃、Bクイックからレフト攻撃など条件をつけて連続で行います。ブロックとレシーブのすばやい移動がポイントです。

(1)Aクイックに対して2枚プロックとディグで対応。

(2)ライト攻撃に対するポジションにすばやく移動し、2枚プロックとディグで対応する。

【Aクイック→ライト攻撃の場合】

Aクイック→ライト攻撃 Aクイック→ライト攻撃

本来移動するベき場所に間に合わなかった場合も、ボールが打たれる瞬間は静止し、構えよう。

 

共通の目標数値により、集中力と一体感が増まします!

ディフェンス練習でも、具体的な目標数字を決めるといい。

例えば6対6で行う場合、相手の攻撃を、ローテーションごとに「5本中2本 阻止すればクリア」など、ノルマを設定すると、モチベーションが上がり、「6人で力を合わせて阻止しよう」という一体感も生まれやすくなります。



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