パスの際とき、ホールディング、ドリブルになりやすい

パスの際とき、ホールディング、ドリブルになりやすい




私も経験がありますが、オーバーハンドパスがすきなのでパスをしている時とか試合中とかで、「今のホールディングだよ!」って言われることが多い気がします。

ドリブルやホールディングを絶対にやらないってことはできないので、現在それで悩んでいる人に原因と解決策を解説しますね。

ドリブル=ダブルコンタクト 同じ意味です。審判の人は「ダブルコンタクト」っていわれたと思うので、ダブルコンタクトが正しいのかな。

私の周りはみんな「ドリブル」って使っているな。。おじさんばかりだからかな(T_T)

 

初めにドリブルとホールディングについて説明します。

 

ドリブル(ダブルコンタクト)

1人の選手が連続してボールに触れてしまった場合「ドリブル(ダブルコンタクト)」という反則になります

オーバーハンドでボールを処理しようとした際に、左右同時に触るのではなく、左 手→ 右手 と微妙に違うタイミングでボールに触れてしまう場合でほとんど反則をとられると思います。

なお、1人目がブロックをしてから、アンダーでレシーブする場面には適用されません。

 

ホールディング

身体の一部でボールを静止させた場合「ホールディング」をとられてしまいます

いったん手の中におさめるようなトスがホールディングになります。

手でボールをつかんでしまったり、レシーブ時に両腕の中にボールがはさまってしまったり、手でボールをいったん支え持ってしまうような状態になってしまった時などが反則になります。

 

次にそれぞれの改善方法についてご説明します!

 

(原因1)ボールを丁寧にパスしようとしても持ちすぎる

手が顔から離れすぎてボールを迎えるため、 ボールを持ったまま一度引きつけ、顔に近づける時間とフォームがホールディングをとられやすくなります。

よくあるのが、音が出ないようにオーバーハンドパスをしたらうまく見えると勘違いをしている時になど、ボールを引き付けるのでボールを持った感じで見えてしまうのでホールディングをとられてしまう。

ボールの勢いが強くて、ボールの勢いを殺す時にちょっと持ってしまうとホールディングをとられてしまう時もあると思います。

 

原因1の改善方法  パスをしたあと手を素早く引き戻す。 瞬間的にボールを離すよう心がける。

(1)基本は正しいセット姿勢を身につけて練習をすることです。

(2)壁パス・・・ 30 cm くらいの距離で、 壁に向かってパスを行ってください。 この練習では、 10本の指でボールの扱いと、弾き出す指、手首、腕の動作とタイミングの取り方を練習する。

(3)ソフトバレーボールを利用すると、 ふわっと力を加えてさっと手を引く気持ちが働くのでそれを応用してもいいです。

(4)2人やる場合は、直上パスを 2回行い、 3回目で相手にオーバーハンドパスで返球する(ボールのキープ時間を短くする)。

 

(原因2)正しいボールの落下地点でボールを捉えていない

前のめりのパスや、 頭の後ろから手を持っていったりするパスになり、 腰がボールの下に入っていなかったり、 ボールを身体の外で受けてしまうためにホールディングやドリブルになりやすい。

基本姿勢でボールを受けられず、ボールに入るタイミングがおかしかった時に大抵はホールディングやドリブルになりやすいと思います

 

原因2の改善方法  ボールの落下地点に素早く移動し、パスする方向に正対し、常に身体の中心でパス。

(1)ボールの方向を読み、 素早く落下地点に入り、 余裕のある体制からパスをする事を心がける。

(2)ボールを見て重心を一定に保ち、 素早く移動しバランスを崩さないフットワークを見つける。

(3)三角・四角隊形でのパスと移動・・・三角・四角隊形でパスを行いながら、パスしたプレイヤーはボールを送った位置に素早く移動し、低い姿勢でカバーの構えをした後、次のパスに備える。

 

(原因3)アンダーハンドパス時の腕の角度が悪い

ボールを待ちきれず早く手を出したり、ボールに当たる手の組み方や面の作り方が悪く、でこぼこで不安定だったり、 肘が曲がることによってドリブルを取られやすくなります。

レシーブの時に手で当たったボールが自分の胸に跳ね返ってきた場合などは、ドリブルがとれません。これがちょっとむずかしい。

 

原因3の改善方法  肘を伸ばして腕全体が一枚板になるようにする

(1)組み手の場合、腕の角度をしっかり決め、腕の内側を出すようにして、肘で押す感じで腕全体を出せば肘が伸び、腕が一枚板になりパスが安定してくる。オーバーハンドパスの場合、指を伸ばして十分に開くことと構えの姿勢を復習する。

(2)入射角、反射角を頭に入れ素早くボール下に入る。

(3)ジグザグ前進パス・・・ リーダーが、左、右やや前方(2 m ~3 m の範囲内)に交互にボールを送り、相手はそのボールに対して回り込みのサイドステップで素早く移動してリーダーにパスする。

(4)直上パスと対人パス・・・ お互いに低い姿勢を保ち、ボールを身体正面でとらえ、正しいボールハンドリングの練習をもう一度復習したり、正しいパス姿勢で直上パスをして、次の対人でパスをする。直上パスから前方へのパスを終えるまで、腰の位置が大きく上下することのないよう安定させる。

 

まとめ

ドリブルになりやすい原因は、ボールの落下地点に入りきれていないことが1番の原因だと思います。すばやく落下地点に入りオーバーハンドパスの基本姿勢ができていればドリブルになりにくくなると思います。

上げたい方向に身体が向いて、構えがしっかりしていればほとんどがドリブルがしないと思います。

 

ドリブルを注意されている人は、いつも指摘されているので、常に「ドリブルしてしまうかも。。」って不安の中でプレイをしていると思います。この「ドリブルしてしまうかも。。」と思ってしまうと本当にドリブルをやっちゃいますので、気をつけてください。

 

すばやく落下地点に入って、オーバーハンドパスをすればほとんどしなくなります。ミスをしない選手なんて絶対にいません。全日本の選手でもドリブルをとられることなんてたくさんありますよね。

まして初心者の方や、バレーボールを初めて数ヶ月の人がミスをしないってことは絶対にないと思います。ミスを修正して成長していく生き物が人間ですからね。びびらずに、思い切ってやりましょう!

 

よくある指摘で、「手首を柔らかくしたほうがいいよ!」ってアドバイスをする人がいると思いますが、手首が硬いからドリブルをするのではないと私は思っています。

手首がまったく曲がらないのは別として、日常で手首を使っているのであれば、ある程度は手首に柔軟性があると思います。今以上に手首を柔らかくしなくてもドリブルをしないようにはできると思います。

 

入浴中にお湯の中で手をバシャバシャして手首の運動をしましょう的なやつです。

実は私も現役時代は、手首を柔らかくしようと思ってお風呂で曲げていましたが、それをしてどうなったかはよくわからないのが現状です。

手首を柔らかくすることも大切かと思いますが、それより大切なことはすばやく移動したり、落下地点をしっかり見極めたり、たくさんオーバーハンドパスをすることだと私は思っています。

 

ホールディングといわれる人は、周りから「ボールを持っているように見えている」からホールディングと思われると思います。

常にボールを持つような感じでオーバーハンドパスをする癖のある人は私の周りでもいますが、「ちょっと持って見えるよ」って言いますが、本人はすぐに直せないって反応ですね。

 

丁寧に相手にボールを返そうとする時は、ボールをちょっと長めに持ってしまう感じなるので、注意が必要ですね。

パスをした時にすぐに離すように、気をつけて練習をするしかないと思います。

 

壁パスであれば体育館でもできますし、家でうるさくなければボールを使った練習もできますね。

やり方は上で書いた通りで、壁30cm位の距離で、弾き出す指、手首、腕の動作とタイミングのとり方を繰り返し練習をします。このタイミングよくってのが良いと思います。身体にリズムを覚えさせれると段々とできるようになっていくと思います。

 

長くなりましたが、書いたことで一つでもできそうなことがあったら練習をしてみてください。練習した分だけ上達します!

 

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