知っておきたいバレーボールの新用語
国際ゲームのテレビ中継、またはトップチームの技術解説書などでは、海外(特に英語圏)で使われているバレーボール用語がそのまま使われていることがよくあります。慣れない用語にとまどうことがないよう、登場頻度の高い言葉の意味を確認しておきましょう。
オポジット
いわゆる「セッター対角」。セッターが前衛右のときに後衛左といったように、ローテーションでセッターの対角に入る選手をいう。チームによって攻撃専門の選手(スーパー工ース)が入る場合と、守備のうまい選手が入る場合がある。
キルブロック
ネット越しに両手を突き出し、相手コート上でスパイクを止めるブロック。コミットブロックで使う。ネットから手を突き出して確実にスパイクを落とす。
セット
トスのこと。バックトスを「バックセット」、2段トスを「ハイセット」などという。
ソフトブロック
両手を真っすぐに上げてスパイクの勢いを和らげることを主目的としたプロック。リードブロックでよく使う。
ディグ
スパイクレシープなど、サーブレシープ以外のレシープのこと。スパイクレシープから行う攻撃を「ディグアタック」ともいう。
デディケート
たとえばセッターの基本位置から左側だけというように、守備範囲を絞って構えるブロックのフォーメーション。
トランシジョン
スパイクレシーブからアタックにつなげていこと。「切り返し」という意味がある。
ネットディフェンス
相手の攻撃に対するブロック守備のこと。
パイプ攻撃
前衛のフェイクの動きで相手プロッカーの間隔を広げ、その間を抜くようにバックアタックを打つ攻撃。バックセンターが行う場合が多い。
前衛が作った相手プロックのすき間を後ろからねらうのがパイプ攻撃だ。
フロアディフェンス
相手の攻撃に対するブロック以外の守備陣形。
ベネトレーション
ローテーションで後衛に位置しているセッターがネットへ出て行くこと。
レセプション
サーブレシープ。サーブレシープからの攻撃を「レセプションアタック」ともいう。
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