【質問】
家でオーバーハンドパスの練習をしているのですが、うまく行かず続けて練習することができません。
真上にボールを上げるオーバーハンドパスを連続でできるコツを教えてください。
【回答】
初めは連続でできないかもしれませんが、練習すればできるようになりますので、安心してくださいね。
（１）初めは高くボールを上げないようにする
家の中で天井が高い場所で練習をするようにしましょう。あと周りに壊れそうなものが無いようにしてください。
まずはボールを高く上げずに練習をします。連続でできない方は、ボールを高く上げる時に、ボールをしっかり真上に上げられなくてボールが変な方向に飛んでいき、オーバーハンドパスの形もあまりできていないのでボールの方向を修正できずに続けられないのかと思います。ボールはあまり高く上げず、
目安としては60ｃｍ位の高さに抑えてくださ。
初めは連続でオーバーハンドパスをするのではなく、上に上げたらいったんしっかりキャッチをしてから、また上に上げるようにします。キャッチして上げるを連続してできるようになったら、段々とキャッチをする時間を短くします。
キャッチして上げるのコントロールが上手にできるようなれば、段々と連続して真上に上げるオーバーハンドパスができるようになると思います。
一番の連続してできようになるコツは、ボールの真下にすばやく移動して入る事です。真下に入ることができなければ何十回も続けることが難しいです。繰り返し練習を続けていけば、身体が真下にすばやく入るようになります。
キャッチして上げるだけで連続でオーバーハンドパスができるようになりますが、フォームも大切ですので次に説明をします。
（２）ボールをキャッチする時は、オデコの前で三角形を作る意識してください。
オデコの前で両手のひらを上に向け、親指と人差し指で三角形を作るようにボールを受けます。ヒジは脇の下が見えるくらいしっかり上げましょう。ヒジが下がると、オデコの前で三角形を作れなくなってしまいます。両手全体をボールに合わせて丸く構える意識で練習に取り組みましょう。
その時に膝でボールを吸収するようし、体全体を使ってボールを上げるようにするときれいなオーバーハンドパスができるようになります。
（３）あごを引いて上目遣いでとらえる
「キャッチして、おでこに引き付けて両手でバランスよく押し出す」の練習をしていると、ボールが上にあるので、顔全体が上を向いてしまいます。
よく初心者に見られがちなのは、おでこの前でボールをとらえることが出来ず、あごが上がっていて顔の前でとってしまう人が多いですが、これだと全身の力がボールに伝わらず上手く上がりません。「あごを引いて上目遣いでボールを見ておでこの前で捉える」が基本です。
連続で真上に上げられるようになったら、おでこの前で上目遣いでオーバーハンドパスができるように意識してください。
直上パスをやり続けると両手の力加減やバランス感覚が身についてきます。ボールを高く上げてもあまりブレずにボールを狙ったところに上げることができるようになるます。
初めはできなく苦しいかも知れませんが、連続３０回とか目標を決めてやることによって頑張れるかと思います。自分なりに工夫しながら練習してみてください。
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