前後のスパイクレシーブに対して予測をして足を動かして取るコツ

前後のスパイクレシーブに対して素早く動けない




こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。

高校3年生の時は、新潟県の県大会優勝をしてインターハイに出場をしたことがあり、一応国体にも選ばれてレギュラーでした。

ココ最近はYou Tubeに動画をアップして質問に回答しているので良かったらみてください。

基礎から学べるバレーボール練習法&上達テクニック

 

今回は、「前後のスパイクレシーブに対して素早く動けない」と悩んでいる人について私なりのアドバイスをしたいと思います。

 

よく質問されるのが、

「バレーボールのレシーブで前後左右に落ちるボールについて。最近は足が動かずこけて倒れたりワンハンドでとってしまうことが多いです。上手に取れるようになりたい。」

「レシーブがどうしても下手で困っています。小学校の時からやっているのですが初心者の子と同じレベルだとおもいます。強打だけでなく、サーブカットやチャンスボールでも身体が退け反るような形になりレシーブがうまく出来ません。」

「私は高校生でバレー部に所属しています。レシーブをするときに足がぜんぜん動きません。どうしたら足が動くようになるでしょうか。」

「アタック、サーブは結構いいのを打つのですが、レシーブがダメです。レシーブができればレフトで使ってもらえると思うのですが、レシーブをうまくなりたいです。」

 

などなどスパイクレシーブについて、足が動かなくてレシーブができない悩みが多いですよね。

私も中学生の頃は、レシーブがかなり苦手で、監督に「足動かせー!」って何度言われたことか。。

何度も練習をして私なりの前後のレシーブをどうやったら取れるようになるのか解説をしていきたいと思います。

 

記事の見出し
  1. レシーブ動作にはボールの下に入る動きとレシーブし上げる動きがあります
  2. 前後のボールに対する予測するには
  3. 構えが後ろ重心の姿勢になっている
  4. 足を開いた状態が揃っているので後ろに重心が残っている

 

レシーブ動作にはボールの下に入る動きとレシーブし上げる動きがあります

 

レシーブを取るためには、

落下地点を見極めてレシーブに入る動作

落下地点に入ったらレシーブを上げる動作

があります。

 

落下地点を見極める動作とレシーブを実際する動作が連動して、スパイクレシーブが取れるようになります。

サーブカットも同じ要領です。

私が日頃ブログで書いている、落下地点を見極めるってレシーブする動作の一部ですね。

 

ブロクでも書いてあるんですが、基本が大切なのでレシーブだったらパスのアンダーハンドパスの基本姿勢をできるようになってほしいので、レシーブの形や腕の組み方などを初め教えるわけですね。

 

実際のレシーブの腕の組み方や、レシーブが出来たら直上に上げるパスなど1人で出来るようなアンダーハンドパスを練習するわけです。

次に2人でパスする、対人パスでボールを相手の方にやってコントロールをしながら、ボールの強弱などを、腕の振り方などボールのコントロールの感覚を身につけるわけです。

これらすべての動作は基本的には、「レシーブをする動作の練習」になります。

 

まだ落下地点に入る練習をしていませんよね。

なので、対人パスの練習をしてある程度出来るようになったらと言って、スパイクレシーブができると思ったらちょっとした勘違いです。

 

実際パスが出来るようなったからって、スパイクレシーブをするとなると、出来ないですよね?

その原因は、ボールの落下地点を予測できていないことが原因でスパイクレシーブが出来ないってわけですね。

 

昔はボールの落下地点が超能力でわかったらいいのになって思っていました。

わかっていたらそこに立ってレシーブしたら簡単にボールを上げられるって考えてたりしましたね。

 

このボールを予測できていない事が原因で、前後のスパイクレシーブが取れないって事もレシーブ出来ない要因です。

じゃ前後のボールを予測するってどうすればいいのか次に解説します。

 

前後のボールに対する予測するには

ボールを予測するには

(1)セッターのトスの位置

(2)スパイカーのスパイクフォーム

(3)スパイカーの特徴

などからスパイクボールがエンドライン付近に来るのか、それとも鋭角にアタックライン付近に来るのかを予測することが大切になります。

これらの予測が出来ないために、スパイクレシーブの時に素早く動くことが出来ないので、前後のレシーブが拾えないんですよね。

 

ネットに近いトス

トスがネットに近いと、打点の高い選手でしたらアタックライフ付近に鋭角にスパイクが来る可能性があります。

またネットから近すぎるとスパイクが打てないので、無理にスパイクを打つことはしないで、フェイントで逃げる可能性もあります。

トスがネットに近い場合は、前の方にボールが来ることが予測されるので、相手スパイカーがボールを打つ瞬間は「前に来るぞ!」と予測をしつつ、身体を前気味に構えておく必要があります。

見方のブロック位置をみて、ブロックを避けて抜けてくるであろうコースに入ります。

あまりにもトスが近いとわかったら、すかさずネット付近に近づいて、フェイントをしそうな位置でレシーブを待っておきます。

ボールの近さやブロックの位置などをみて、落下地点を予測することがとても大切になります。

 

ネットから離れたトス

トスがネットから離れた場合は、基本前の方にボールが来ることがあまりなくなります。

ネットから離れたトスを真下に打とうとすると、めちゃくちゃ打点が高い選手でない限り、鋭角に打つことが出来ません。

基本エンドライン際にドライブ回転をかけて打ってくることが多いので、エンドライン付近でスパイクレシーブを待っておきます。

この時に焦ってレシーブをしてしますと、相手スパイカーも離れているのであまり無理して強いスパイクを打ってこないので、冷静にレシーブをする必要があります。

ネットからトスが離れた時点で、「奥に打ってくるな」と予測をして、エンドライン付近でレシーブをすることを考えてください。

 

セッターのトスをただぼーっとみているようでは、レシーブをする時に初めの1歩が遅れてしまいます。

初めの1歩がスパイクレシーブでは重要になります。

ボールが来はじめてからレシーブを構えるのと、この辺にボールが来そうだなと思ってレシーブを構えるのではどっちがボールが取れると思いますか?

ほとんどの人は、この辺に来そうだなとおもってレシーブをしたほうが足が動けると思うはずです。

 

スパイカーのフォームで予測する

スパイカーのフォームで予測することも可能です。

1番わかり易いのが、セッターのトスが明らかに近い場合は、打つ助走をしてこなくて、焦ってジャンプをしているので、打たないなってわかります。

助走をして打つフォームでなかったら、フェイントと思って構いまえん。

すぐに前に詰めるようにしましょう。

たまに、打たないとわかると前に詰めてくるとわかっている選手は、逆に奥の方にフェイントをしてくる可能性があるので、その選手同士のボールの読み合いになります。

基本打たないかと持ったら、前の方にフェントがあるなと頭においてレシーブを構えるのが基本ですね。

 

スパイカーの特徴で予測する

スパイカーのアタックの記録をつけていると、どのコースにスパイクを打ってるのかをある程度予測することが可能です。

初めてあたったチームなんかはすぐにはわかりませんが、よく当たるチームやいつも練習試合などをしているチームであれば、各スパイカーの好きなスパイクコース、フェント位置などを情報として蓄積できます。

リベロでスパイクレシーブが上手な選手は、相手のスパイカーの情報を自分なりに分析をして、スパイクコースをある程度予測をしてレシーブをしているのでないでしょうか?

リベロ以外でも、ブロックをする時に相手スパイカーの特徴がわかる、わからないでかなりの試合展開の響きます。

セッターが速攻を今日はあっていないようなので、上げていないとわかったらセンターの人が、両サイドのアタッカーにブロックを絞れる可能がでてきますよね。

また、あのレフトアタッカーは、クロスばっかり打っている、しかも同じ位置なんてことがわかったら、ブロッカーはそのスパイク位置にブロックに入る必要ができますよね。

相手のアタッカーの特徴を知っておくだけで、試合展開をこっちの有利な方向に運ぶことが出来ますよね。

 

次は構えで前後でスパイレシーブが動けない原因です。

 

構えが後ろ重心の姿勢になっている

レシーブをする前から重心が後ろにあってはレシーブの時に前に動くことが出来ませんよね?

ボールが怖かったりして、身体の重心が後ろにある状態で待っていては、相手がフェントをした時は絶対にボールに追いつくことが出来ませんよね。

レシーブを構え方は、後ろ重心じゃなくて、前も方に重心があったほうが動きやすくなります。

予測すると連動をして、ここに来そうだなと予測ができたら、その方向に向けてレシーブの姿勢を取る必要があります。

 

また次によくあるのが、

足を開いた状態が揃っているので後ろに重心が残っている

かかとが床について重心が後ろに残り、左右の足が平行で幅広く固定されてるため、蹴り足が生かされず、早く反応できない。

両足を左右平行に開いていては、動きづらいですよね。

とっさの動きなんて出来るはずがあるません。

前後に足を広げることによって、レシーブで動く時に蹴る力が働くのですばやく移動が出来ます。

 

まとめ

スパイクレシーブに限らず、サーブレシーブも同じで、レシーブをするには、

(1)ボールの落下地点を見極める能力

(2)レシーブをする能力

が必要になってきます。

 

レシーブの落下地点を見極める練習方法としては、レシーブをしなくてもいいので、ボールをキャッチする練習をするといいと思います。

レシーブをキャッチできたらボールの落下地点は見極められているって事になります。

ボールをキャッチすることくらい誰にでもできるわって思うかもしれせんが、実際にレシーブにはいいた時でもボールをキャッするのが難しい場合もあります。

なので、1番簡単な落下地点の練習を、ボールをキャッチすることですね。

キャッチすることが出来たら、次に実際にレシーブをすることです。

 

ボールの落下地点に入っているのに、レシーブが上がらないのであれば

(1)レシーブので腕の組み方がおかしい

(2)腕の角度がおかしい

(3)しっかりボールを芯で捉えていない、腕に当たる位置がずれている。

などなどが原因になります。

レシーブをたくさんして、コツを掴むしかありませんね。

 

じゃ今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後までブログを読んでもらってありがとうございました。

他のページもためになるので、ぜひ呼んでください。

 

スパイクコースを読むには?スパイクレシーブを予測するコツ

バレーボール フェイントのレシーブが拾えない時の上達のコツ

バレーボール レシーブの反応が遅いと悩んでいる時の上達のコツ

バレーボール 強打をレシーブするとき正しく腕に当たらない

「 ディグ(スパイクレシーブ) 」 一覧

「 レセプション(サーブレシーブ) 」 一覧



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。