こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。
私は、中学からバレーボールを初めて、高校生の時にインターハイや国体、大学生の時はインカレにも出場したこともあります。現役の学生の頃はめちゃくちゃバレーボールやってました。
今回は、「球技大会のバレー必勝法!試合に勝つ方法」についてお話をしたいと思います。
- サーブが勝敗を左右する
- チームみんなで拾ってつなぐ
- アタックが打てる人にボールを集める
- 攻撃型?守備型?必勝パターンを決める
- 効率的なローテーションパターンとは
よく質問を受けるのが、
などなど、「球技大会で勝ちたい」とかなりやる気のある質問をもらいます。
球技大会はバレーボール経験者がいないチームだったり、バレーボール経験者が混じってチームを組んだりと学校によってバラバラだとも思います。
またバレーボール未経験者の中でも、運動神経がいい人が集まっている、運動が苦手な人が多くいるなど、プレーする人の能力もバラバラだと思います。
色んな人がいる中、チーム一丸となって勝つことを目指してやるのは素晴らしいと思います。
そんなめちゃくちゃやる気のある人向けに、「球技大会のバレー必勝法!試合に勝つ方法」について説明したいと思います。
ちなみに球技大会つながりで、「球技大会でバレー初心者が活躍できるコツを紹介」についても記事を書いたので良かったら見てください。
サーブが勝敗を左右する
球技大会で1番の重要な事が、「サーブ」です。
サーブを入れておきさえすれば球技大会では勝つ事ができるくらいサーブはとても大切です。
特の女性の場合はボールが来ても動いてサーブカットをしませんので、ちょっと自分の位置より離れた場所だった取れなくてレシーブミスをします。
男性の場合は、割とサーブが入ると思いますので、入れることが一番大切ですが、サーブを狙えるようでしたらバレーボール経験者を避けてサーブを打ってください。
狙う人はレシーブが苦手な人です。
ちょっとかわいそうですが、レシーブが苦手な人を狙うことによってサーブレシーブミスをしてくれるので、得点が取れます。
初心者ばかりのチーム:サーブを入れさえすれば得点が取れる
経験者がいるチーム:サーブを狙う場所はレシーブが苦手な人にめがけてサーブを打つ
相手チームの実力によりますが、まずはサーブを入れることだけを考えてサーブを打つ。
次にサーブを狙える技術があるようでしたら、サーブカットが苦手な人を狙ってサーブを打つ。
そうすれ、サーブだけで連続得点が狙えます。あっという間に得点が開いていきます。
サーブはチーム全員が必ず打ちますので、全員がサーブが上手に打てるように繰り返し練習をしてください。
むしろサーブをメインで練習をしてもいいです。
得点が6点差以上離れたら、相手チームはやる気を無くすと思いますので、そうなったらかなり簡単に試合が運べるようになると思いますよ。
弱いところを狙って攻める
勝つために必ず必要な必勝法ですね。
チームみんなで拾ってつなぐ
サーブの次に大切なのがレシーブです。
特にサーブレシーブが重要です。
相手チームにサーブを打たれたら誰かが必ずレシーブをする必要がでます。
その時にミスをすると即1点与えてしまうので、レシーブも重要なプレイになります。
サーブレシーブは好き勝手な位置で守っていては、各自拾う範囲がバラバラになってしまうのでレシーブ体形は決めるようにしましょう。
よくありがちなのが前衛の人がアタックラインより前の位置でサーブレシーブを守っている事です。
アタックラインより前のボールはほとんど来ませんし、来たとしてもふわっとしたボールなので移動すれば取れます。
サーブレシーブ体形は、セッターが誰がするかによって変わると思いますが、基本W型でレシーブをするようにしましょう。
セッターに関しては、オーバーハンドパスが上手な人を2名選んでください。
※いなかったら一人でも大丈夫
その2人を対角にして、必ずどちらから前衛に行った時にトスを上げる役目をしてください。
誰がセッターをするか決まっている方が、サーブカットしたあとの2回目を誰が取るのかわかるので、積極的にボールを取りに行けます。
セッターが毎回変わると、2回目のレシーブを取りに行かなかったりするので、セッターを決めておいたほうがスムーズに進めます。
前衛のレフトがセッターの場合のサーブレシーブフォーメーション
レフトの前衛でセッターがポジションを取っている場合は、後衛のレフトが前に移動して、セッターが前に移動した穴を埋めます。
残りの2名で後衛のポジションをカバーします。
前衛のセンターがセッターの場合のサーブレシーブフォーメーション
センターの前衛でセッターがポジションを取っている場合は、後衛のセンターが前に移動して、セッターが前に移動した穴を埋めます。
残りの2名で後衛のポジションをカバーします。
前衛のライトがセッターの場合のサーブレシーブフォーメーション
ライトの前衛でセッターがポジションを取っている場合は、後衛のライトが前に移動して、セッターが前に移動した穴を埋めます。
残りの2名で後衛のポジションをカバーします。
このように常にサーブレシーブフォーメーションがW型をして守りを固めます。
よくあるまずい例が、前の人後ろにかぶって、後ろの人がレシーブを守っている状態です。
それだとボールが見えないですし、ボールが来ても移動してレシーブをしなければいけなくなるので、効率が悪くなります。
なので、前の人にかぶらない位置でレシーブ体形を作ってください。
常に2回目はセッター取りに行くことに決めておく事が大切です。
仮に、サーブカットがセッターの方に飛ばなかった時は、セッターがとってほしい人の名前を読んだりして声をだして、取らない時の意思表示をしっかりすることが大切になります。
これをしないと誰が取ればいいのかわからないので、ミスに繋がります。
トスが上手な人でセッターが固定できたら、かなりチームとして安定してスパイクまで持っていけると思います。
レシーブする人もレシーブに専念できるので、レシーブをあげられる確率も高くなります。
役割を決めて、自分が今しなければならない事が明確になれば、プレイの質も上がってくると思います。
サーブレシーブはW型を常に意識してレシーブの穴をつくらない
オーバーハンドパスが上手な人をセッターにして固定する
アタックが打てる人にボールを集める
球技大会では誰もがアタックを打てるとは限りません。
アタックは練習をしてもすぐには上達は難しいです。
なので、アタックが打てる人が入れたらその人だけにアタックを打ってもらうようにする方法が1番確実です。
みんなに打ってもらおうと思ってトスを色んな人に回して打ってしまうと、打てない人にまでトスを上げてることになるので、打てない人が打とうとするとほとんどの場合は、ネットにかかるか、アウトになるかのどちらかのパターンです。
野球で例えるなら、補欠で全くの初心者の人を、代打で出して、打ってこい!
って言っているようなものです。
稀にバットにボールが当たるかもしれませんが、まぐれに近いですよね。
わざわざ1点を与えるプレーをする必要がありませんよね。
ましてや、勝ちたいんでしたらそんなことはする必要がありません。
そして打てる人だけにトスを回すと話をすると、必ず「不満」がでます。
「そこまでして勝ちたくない」
「打てないなんてヤダ」
「もっと楽しくバレーの試合したい」
などなど試合で打てなくなる人の不満がでます。
そうなったら皆さんで話し合いで、
「試合に勝って優勝したいのか」
「負けてもいいので楽しく球技大会にでたいのか」
を決めてもらったらいいと思います。
あくまでもみんなの意見を聞いてから方向性を決めてもいいともいます。
話し合いで、「みんなが試合で打てるようにする」と結論がでても、そうやって試合で勝っていく方法もあります。
あくまでも私の意見は勝ちやすいのは、打てる人がけにトスを回して打つですが、必ずそうしないといけないなんてことはないので大丈夫です。
次に、チーム内でアタックが打てる人がいない場合は、トスが上がったらフェイントで攻撃します。
意外とフェイント攻撃は球技大会では有効です。
アタックが打てない分、守備を重視するので拾ってつなぐチームになると思います。
レシーブをたくさん拾って相手のミスを待つ戦法ですね。
アタックが打てる人にボールを集める
アタックが打てる人がいなかったらフェイントで攻める。守りを固める。
攻撃型?守備型?必勝パターンを決める
個人の能力の合計がチーム力になります。
例えば、アタックが打てる人が3人以上いる場合は、どんなローテーションの場合でもアタックを打ち込める可能性がでてくるので、アタックで攻める攻撃型のチームでいいと思います。ドラクエで言ったら「ガンガンいこうぜ!」になります。
アタックが打てる人がいないチームであれば、レシーブを拾って相手のミスを待つ守備型のチームとなります。これもドラクエで言ったら「いのち大事に」です。
このように、チーム個々人の実力をみて、どんなチームにしようか考えるのも面白いと思います。
それでチーム名なんかも作ってやったら楽しく球技大会ができそうですよね。
仮に、チーム全員で攻撃できるので、攻撃型のチーム「エクスペンダブルズ」(ちょっと古い映画ですが)とかしたら面白いかもです。
守備型のチームだったら、「アルマゲドン」(地球を守るって意味です)などでもいいのかな。
チーム名とかはちょっと遊びですが、この遊び心が球技大会だけじゃなくて、日頃の練習やチームコミュニケーションにも大切になります。
必勝パターンを決めたらローテーションを決める
仮に攻撃型のチームだったら、1番打てる人を前衛のレフト(4番)において、たくさん打ってもらえる場所に配置をします。
上記はセッターが2枚固定の場合を想定しています。
基本1番打てる人が、前衛のレフトから始まるようにします。(4番)の位置です。
次に打てる人が、1番打てる人の対角に入ります。(1番)の位置です。
あとはどの選手がどこに入ってもいいですが、2番目に打てる人の保険として、3番目に打てる人は、(2番)(6番)にいると2番目に打てる人が調子が悪い時に代わりに打てるのでいい気がします。
守備型のチームは、レシーブをとことん拾って、相手のミスを待つパターンになります。
基本ブロックは1枚だけ飛んで、あとの人は下がってレシーブに構えます。
上記は、相手選手がレフトからアタックを打った時のレシーブフォーメーションです。
一枚だけがブロックに飛んで、あとの選手はすべてレシーブをします。
もし相手のアタックが強烈に打ってくる人がいたときには2枚ブロックをしてもいいと思いますが、基本1枚ブロックでいいと思います。
相手がセンターから打ってきた場合は、(5番)がブロックに行き、(4番)(6番)が下がってレシーブをします。
球技大会だとセッターがバレーボール経験者ではない限り、バックでライトに上げることはあまりなと思いますがあがったら1枚ブロックに入るようにしてください。
攻撃型のチームも基本相手選手がめちゃくちゃアタックが上手ではない限り、1枚ブロックでいいと思います。
状況次第ですがある程度は大丈夫でしょう。
攻撃型か守備型のパターンが決まったら、それに合わせて練習ができればより実践的なチームづくりができると思います。
攻撃型か守備型か決める
ブロックは1枚飛んで残りの人はレシーブを頑張る
まとめ
球技大会で勝つのに1番大切なことは、
サーブをミスなく入れる
ことです。
特に女性の場合はサーブを入れさえすればかなりの確率で得点が取れます。
打てる人がいないチームは、守備型のチームになるので、サーブ練習と同じくらいレシーブ練習をする必要があります。
打てる人が多い攻撃型のチームでもサーブカットが拾えないとアタックを打つことができないので、レシーブの練習は大切なりますね。
あとはどれだけ相手よりミスをしないかがポイントです。
ミスの数が多いチームが負けになりますので、自分たちの凡ミスは極力減らすようにしましょう。
また家で練習をする素晴らしくやる気のある人は、バレーボールを借りて家で練習をするといいと思います。
バレーボールが借りることが難しいのであれば、バレーボール部が使っているような「公式球」ではなく、学校の授業でも使っている「練習球」を購入することをおすすめします。
中学生は「4号球」「練習球」でいいと思います。
ボールの種類については、「ミカサ」「モルテン」どちらでも大丈夫ですが、できれば球技大会の時に使うボールで合わせたほうがいいと思います。
高校生、大学生、専門学生は「5号球」「練習球」でいいと思います。
ボールは「ミカサ」「モルテン」の2種類のメーカーどちらかでいいと思います。
球技大会のボールの種類がはじめから分かっているのであれば同じメーカーのボールで練習をしておくと、本番はスムーズにボールに馴染んでプレイできると思います。
空気入れもあったほうがいいと思います。
ミカサ(MIKASA) ハンドポンプ AP-HL
ボールネットに入れておけば収納に困りませんね
ミカサ ボールネット 1個入り NET1-BL
ながなが書きましたが、球技大会で勝つためにはこの位考えて、しかもたくさん練習をする必要があります。
練習をしなくて勝てることはほとんどないと思います。
なのでたくさんチームで練習をしてもらって、実力をあげてから試合に望めば、かなりいい結果が期待できるのではないでしょうか!
初心者にはかなり難しいことを書きましたので、わからないことがたくさんあるかと思います。
わからないことがあったら、このブロクのコメント欄に気軽に質問をしてもらったら分かる範囲でお答えします!