親指に力を入れてボールをすばやく突く
Aクイックより距離のある速攻がBクイックです。セッターとミドルブロッカーの距離の目安は約2m。トスを上げるタイミングはAクイックと同じですが、Aクイックよりもミドルブロッカーとの距離が離れる分、トスは、ボールをすばやく前に突く、という意識が必要です。ボールが手の中に入ったら、親指に力を入れて速くボールを前に弾き出そう。クイックのトスはキレが重要です。
ただ速いトスを上げようとすると、どうしてもトスの軌道が直線的になりがちです。直線的な軌道のトスでは、スパイカーが打てるポイントが限られるので、ゆるやかな曲線の軌道になるのが理想的です。
上達のコツ!
打ってほしいポイントの少し手前に上げるつもりで
ゆるやかな曲線の軌道のトスを上げるためには、セッターが、スパイカーに打ってほしいと思うポイントよりも、少し手前にトスを上げるイメージで上げると、理想的な曲線になりやすいです。
トスの軌道
Bクイックのトスの軌道は、スパイカーが打てるポイントが多くなるようにゆるやかな曲線を描くのが理想的。トスの軌道が直線的だと、スパイカーは一つのポイントでしか打てなくなってしまいます。
ぜひツイッターのフォローを(@_volleyballl)おまちしています!