複数枚ブロックは軸となるブロッカーが重要

複数枚ブロックは軸となるブロッカーが重要




ブロックの枚数が多ければ多いほど、相手の攻撃を狭くすることができるので、実戦ではアタッカーの動きみて、できるだけ2枚か3枚でブロックを跳べるようにしましょう。

基準になるのは、サイドブロッカーの跳ぶ位置です。サイドブロッカーがいち早く跳ぶ位置を決めて踏み込み、タイミングを合わせて跳べるように声をかけ、移動してきた2枚目のブロッカーは基準となるブロッカーとの間を空けないことがとても重要となります。

ブロックとブロックの間が空いてしまうとスパイカーに間を狙われて打たれますし、ブロックアウトを狙われる可能性もあり、後ろをレシーブする選手は間に打たれてしまうとレシーブが難しくなります。

複数枚でブロックをする時は、軸となるブロッカーの足にできるだけ近づいてブロックをするようにしましょう。少しくらい肩がぶつかっていいと思うくらいで、体を寄せて、腕の間が空かないように気をつけましょう。

 

間を空けないコツは隣のブロッカーに足を近づける

間を空けないコツは、移動方向の足をできるだけ、隣のブロッカーの足元に近づけることです。

(1)相手コートの攻撃を確認
(2)センターブロッカーがライト方向へ踏み出します
(3)サイドブロッカーの位置に合わせて移動します
(4)タイミングを合わせて踏み込みます
(5)声を掛け合ってジャンプします
(6)肩を寄せ合うように、手を前に出します

 

ブロックとレシーブの連携を確かめよう。

試合ではブロッカーとレシーバーの連携が大切です。

基本は軸となる選手は相手スパイカーの利き腕の前でブロックをするようにし、ストレートを抜かれないようにします。クロスに打たれた場合はレシーバーは取れるようにレシーブ体型を取ります。

相手スパイカーが全くストレートを打たず、クロスばかり打つようであれば、ストレートを若干空けるようにし、クロススパイクをブロックできる位置をとったりもします。その際には、ストレートレシーバーには、若干ストレートを空ける事を話しておき、ストレートレシーバーは抜けてきたボールを必ず取れるようにします。

ブロックでどちらのコースを締めるか、空けるかを、ブロッカーとレシーバー同士で確認し合い、ブロックの外を抜けてきたボールは、レシーバーが必ず拾えるように話し合っておくことも大切です。



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