すぐれた選手であるために、まずー番大切なことは、常に健康であることです。コンディションがよくなければ、練習も思うようにできず、試合でもフルパフォーマンスが発揮できません。ベストコンディション維持をめさしましよう。
バランスのとれた食事は健康の基本
あまりにもウェイトが多くなりすぎるのは問題ですが、ダイエットではなく、健康を最優先して食事をとりましょう。とても地味なことですが、まずは食卓に並んだ食べ物を、好き嫌いにかかわらずすべて食べることから始めましよう。
成長期にある場合は、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルなどを、まんベんなくとることがー番望ましいのです。たとえば、「魚が苦手」という人でも、栄養バランスを考えて、ひとロだけでも著をつけるなど、できる範囲で努力しましよう。
競技者として十分な筋肉をつけたいと思ったときは、プロテインやアミノ酸、ビタミンC、カルシウム、鉄分といった、成長期に必要だけど食事で全部とるのが難しい栄養を、サプリメントや補助食品などで補給するのもひとつの案です。
ベストな体重を知っておきましょう
バレーボールはジャンプ競技なので、体重の増加は即、ひざや腰への負担となってのしかかってきます。体の切れも悪くなるし、怪我にもつながってしまいます。ですから、自分のベスト体重のためのを知って、常にその体重を維持するための意識づけとして体重計に乗っていたのです。自分の部屋や風呂場に体重計を置いて、自分のベスト体重を把握し維持しましょう。
睡眠はたっぷりとりましょう
成長ホルモンは睡眠中に活発に分泌されるというデータもあるように、からだは眠っている間につくられます。練習でたまった疲労の回復も、筋力トレーニング後の筋肉の発達も、バレーボール選手としては大切な身長を伸ばすことも、「たつぶり睡眠をとること」が重要なのです。
昔から「寝る子は育つ」ということわざがありますが、あながちでたらめでもないのですよ。毎日の練習をコンディションよく行うにも、体をしっかり成長させるためにも、夜は夜更かしなどせずに、ぐっすりと眠りましよう。
時期によって練習メニューを調整する
「体で覚える」という言い回しがありますが、特に本格的にバレーボールに取り組み始めてからしばらくは、理屈ではなく体にたたき込ませるような練習がー番効果的であることも多いでしよう。
また、体力をつけるためのトレーニングも、終わると声も出ないほどハードに行われることもしばしばです。ただ、気をつけて欲しいのは、普段はハードに練習していても、試合が近づいてきたら調整に入ることです。
レギュラーは、コンビネーションの確認や、サーブ・スパイクの実戦に向けての精度をあげていく練習など、プレーを確認し、ブラッシュアップするメニューにしていくのがよいでしよう。
さらに試合が近づいてきたら、ハードなウェイトトレーニングや、打ち込み練習など、体に疲労が残る練習を控えめにし、試合当日に向けて体力を温存するのが望ましいですね。
バレーボール選手の体作りの基本
- 食事、補助食品などで栄養をバランスよくとる
- 体重を維持するために体重計を測る
- 夜更かしせずにたっぷり睡眠をとる
- 計画的に練習を調整する
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