こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。
今回は、「バレーボール強いチームに試合で勝つコツとは?」についてお話をしたいと思います。
よくある質問としては、
「バレーボールで勝つにはどのような練習をしたりしたらよいでしょうか。コツもあったら教えてください。」
「バレーボールの試合で勝ちたい!負け癖がついているように感じます。自分体ですぐに自滅しているところがあるように感じます。どうしても勝ちたいのですが何か秘策はないでしょうか?」
「バレーボールは弱いチームが強いチームに勝つことは起こりにくいのではないでしょうか?バレーでは弱いチームが強いチームから1セット取るだけでも至難の業ではないのでしょうか?」
「バレーボールに勝つ方法を教えてください。対戦相手より戦力が弱くても勝てる方法でとか、勝ちやすい戦術とかありますか?」
などなどが大体いつも質問として上がることだと思います。
(1)試合に勝つためにミスをしないは間違い!?
(2)試合に勝つためにサーブで相手を崩す
(3)試合に勝つためにブロックする相手を絞る
私の経験ですが、私は高校最後のインターハイ県大会で優勝している高校です。
公式戦では、新人戦と春高の時に、県大会の準決勝以外で負けましたが、それ以外は負けたことがありません。
2年の新人戦:県大会ベスト4
3年春高:県大会ベスト4
3年インターハイ:県大会優勝
私の高校はスポーツ推薦でバレー部が入学する人がいる高校なので、上手な人がほとんどです。
質問者さんが言っている事で、自分たちのチームが県大会も出られないようなチームが、県大会1位のチームに勝つことが基本的に無理だと思います。
基本的に力の差がはっきりしているチームだと、勝つのが難しいですが、チームの力がそれほど変わりないチーム同士だったら、やり方次第で勝てる可能性があります。
今回は、力がそれほど差がないチームが効率的に勝つためにどのように戦えばいいのかご説明していきます。
試合に勝つためにミスをしないは間違い!?
よくあるアドバイスで
(1)ミスをしないように
(2)一つ一つ大切にして自分たちのプレーをやろう
などと聞きますが、それは自分たちが相手より強い時に行うことです。
自分たちより相手チームが弱ければ、ミスをせずに確実に1点ずつ積み重ねていけば、試合に勝つことができるので、ミスをしないことなどを大切にします。
でも、相手の方が強いチームであれば話は変わってきます。
勝つために何をしなければいけないかというと、何かでリスクを背負って戦うしかありません。
何にリスクを背負うかはチームによって違います。
サーブだったり、ブロックだったり相手チームの特徴によって試合のやり方が変わってきます。
相手チームが自分たちよりも少し強いチームであれば、チーム内でどのような戦術を取るのか話し合うことが大切になりますね。
強いチームが行うアドバイス例
強いチームが弱いチームとやる時にやる時によく監督から言われることは
(1)サーブミスをしない
サーブカットが苦手な人、取りにくいコース、エンドライン付近を狙って打つように指示される。
サーブミスはもったいないのでしないようにする。
(2)サーブカットをミスしない
サーブカットがミスしないようにし、最低限サービスエースされないようにする。
ミスをしても連続得点を与えないように気を付ける。
(3)連続失点をしない
相手のサーブがいい時や、アタッカーがエースのときなど、など連続失点しやすくなるので、なるべく連続得点はさせないように気を付ける。
(4)良い流れの時にミスをしない
自分たちのチームがひろってつないで連続得点している時などで、サーブミスなど相手が楽になるようなミスをしないこと。
(5)チャンスボールはしっかり返す
サーブカットやスパイクレシーブとは違って、チャンスボールは必ずセッターを動かさずにしっかりと返す事が大事です。
チャンスボールが返ってきたのに二段トスになったり、チャンスボールで返している様では点数がとれないので、気を付ける。
基本的に自分たちのミスを極力減らそうってアドバイスになるかと思います。
この「ミスは防ぎましょう」ってアドバイスは常日頃から言われていることなので、じゃ勝つにはどうしたらいいのか?が無いんですよね。
ミスを防ぐことが大切かもですが、力の差がそんなに無いチームですと、あまり点差が離れないです。
じゃ点差が離れるためには、ちょっとくらいのリスクをとってやることもいいと思います。
試合に勝つためにサーブで相手を崩す
確実で最も効果のあるものとして「サーブの強化」です。
試合におけるサーブの重要性は通常考えられているよりもずっと高いです。
試合に勝つためには、サーブはミスを恐れずにいつも以上に強く打つ。
入れば決まるようなサーブです。
強く打てば失敗する確率は高くなりますが、その強いサーブが高い確率で入れば勝機は見えてくるでしょう。
しかし、ミスが多ければ今まで以上にひどい負け方をするかもしれません。
これがリスクですね。
バレーボールの試合は勢いと流れが重要な要素ですが、1本のサーブミスから5点連続失点してしまうことあり試合上でサーブは非常に重要です。
強力なサーブで相手を崩し、自分たちに有利に試合を進めるとともに、相手がミスをして浮き足立ってきたら立て直す暇も与えず、素早くサーブの体勢に持って行き、すぐ打つようにすれば、相手が焦っている状態で試合を進められますね。
こうした流れができれば、相手は実力を出せずに試合をやっているので、ミスを連発する可能性があります。
なので、サーブの練習時間を増やし選手全員が相手にとって驚異となるようなサーブを打てるようにすることが大切です。
ジャンプサーブの人以外は、エンドラインのできるだけ後方から打つ。
サーブカットをしたことがある人はわかると思いますが、サーバーが遠くから打つサーブって非常にとりづらいんですよね。
遠くから打つってことは、ボールに力が入っています。力が入っているとスピードも早くなります。スピードが早いと取りづらくなります。あとボールの落下地点がわかりにくく、無回転サーブだったらなおさら取りにくいですね。
私は現役時代はなるべく、後ろの方から打って、しかも相手のエンドラインを狙って打っていました。
めちゃくちゃ有効なサーブなんですよ。
バレーボール 得点を狙い、相手の攻撃を不利にするサーブの狙いどころ
試合に勝つためにブロックする相手を絞る
ブロックでよく打ってくる選手を確実に飛んで攻撃を絞るというのも作戦です。
例えば、クイックはあんまり打ってこないし、決定率が良くないのでブロックは捨てて、レフトのオープン攻撃に絞ってブロックに対応するとかですね。
作戦を読まれてクイックを多く使われてしまうと簡単に負けてしまいますが、クイックを使われないように、センタープレイヤーを狙ってサーブを打つとかしたら、クイックは打たれにくくなります。
今までと同じような試合運びで勝つ事が難しい相手でしたら、勝てないのですから多少のリスクをとってブロックを飛ぶことも大切になります。
仮に、試合でオープンスパイクにブロックが決まってくれば、相手選手は打つのが弱気になったり、逃げたりして逆にミスをしてくれる可能性があります。
そうなってくれば、連続得点を狙うことが出来ますよね。
相手スパイカーを追い込むようにするってことも、意外と大切になりますね。
弱気になっているスパイカーほどミスを連発するものです。
ミスを連発してくれば、何もしなくても得点が取れますし、点差が離れてくると相手も諦めてくるので、なおさら勝ちやすくなりますね。
ブロックをする人を絞って、ブロックに付くことで得点が狙えます。
まとめ
今回は相手が強い場合に、どうやって相手を崩して勝つ方法についてご紹介しました。
試合では、サーブカットもとても大切です。
相手のサーブがとれなかったら試合になりませんですしね。
あえてサーブとブロックについてご紹介をしました。
なかでもサーブが特に大切になります。
サーブを強く打ち狙って打つことにより、サーブで相手を崩すことが出来るわけです。
全日本の試合を見ていても、スパイクで打ち負けているより、サーブカットができなくて、2段トスなど攻撃が単調になった時にブロックをされて連続得点を取られて負けている場面をよく見ることがあります。
試合でサーブはとても大切になりますね。
サーブが強いチームほど試合に勝ちやすい気がしますよ。
サーブを弱く打っていたら、スパイクでコンビネーションを使われて、ブロックを付けずに相手に思うような攻撃をさせてしまい、調子に乗せてしまって、負けてしまうなんてこともたくさん経験をしてきました。
サーブで相手を崩すことが出来たら、試合が楽に運べると思いますので、相手が強いと思うチームと当たったらサーブで崩す事を意識してみてください。
最後まで読んでいいただきありがとうございます。
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