こんにちは、あべ(@_volleyballl)です。
バレーボールをしていて、身長が低いのでスパイクを打つのが難しいと思っている人は多いかと思います。
よくある質問として、
身長が低いのでスパイクを打つのは諦めていましたが、同じ身長が低い人がスパイクを打っているのを見てできるのならスパイクを打ちたいと思いました。
背の低い人のスパイクの打ち方教えて下さい。
また身長の低い人に合った打ち方ってありますか?上手なアタックが打てるアドバイスお願いします!
あとジャンプ力をあげるための筋トレ法とかありませんか?
の質問に回答していきますね。
【回答】
私も中学に入ったことは身長が154cmで周りの同級生から比べて小さい方でした。なので小さいんだったらレシーブとオーバーはしっかり練習!って言われて必死にレシーブ練習をしていましたね。いつかはスパイクが打てるようになりたいな。。。なんておもっていたので気持ちはわかります。
特に中学生やママさんバレーでそのような悩みを持っている選手も少なくないでしょう。
そんな人にわかりやすくどうやってスパイクを打ったほうがいいのかを説明しますね。
まずはネットからどのくらい手が出てるのか知る
バレーボールはネットがあり、その高さを越えてスパイクを打たなければいけません。ネットからたくさん手が出ていれば高い打点で勢いのあるスパイクが打てるわけですよね。
まずは自分がどのくらいネットから手が出ているのかをしっかり知る必要がありますね。
自分がどのくらいネットから手が出ているか正確にわからずに、スパイクが上手な人の真似をしてスパイクを打って同じように打てないな。。って悩む人がいます。
同じ身長のくらいの人があんなに上手にスパイクを打ってるから自分も打てるはず!とおもいますよね。
ジャンプをした時にネットから手がどのくらい出ているのかを正確に把握して、どうやったら今の身長でスパイクが打てるようになるか、打ち方を考えるだけでも早くスパイクが打てるようになると思います。
ネットからどのくらい手が出てるかを確認する方法
ネットからどのくらい手が出るか確認する方法は、右利きでしたらライト側からアンテナに向かって助走して、ジャンプをした時に一番高い位置でアンテナを触ります。そうすれば最高到達点でどのくらい手が出るかがわかると思います。
ボールも何もない状態で助走をしてジャンプをするのと、実際にトスが上がってボールを意識して助走をしてジャンプをするのでは、ジャンプの質は違いますがあくまでも現段階でのどのくらい手が出ているのかを把握することはとても大切ですので把握してみてください。
ネットからどのくらい手が出ているの把握をしたら、次にネットから手が出る人、出ない人でスパイクの打ち方が違いますので、わかりやすく各段階のスパイクの打ち方を説明していきますね。
私の経験から考えると、
(1)ネットから手が出ない、指先が出る選手
ネットから手が出ていない場合は、少し山なりにネットを越えるようにしてスパイクを打つといいと思います。ネットから手が出ていないのに、手より下の方に打つと必ずネットにかかりますので注意しましょう。
気をつける点は、
(1)ネットから離れた位置(アタックラインぐらい)にトスを上げてもらうと打ちやすいと思います。ネットに近いトスだとすぐにネットにかかってしまう恐れがあります。
(2)ドライブ回転をしっかりかけてエンドライン際を狙って打つことです。たくさん回転をかけて打てればその分鋭く落ちてスパイクを決めやすくなります。
(3)すこしかぶり気味に打つとドライブ回転がかかりやすい。ボールを巻き込む感覚でスパイクを打つといいですね。
ドライブ回転をかけずただ強く打つだけでは、ボールがエンドラインを越えてアウトになりやすいので、しっかりドライブ回転をかけて打てるように練習をしてください。ドライブ回転をかけることでエンドライン際に強力なスパイクを打つ事が出来ます。
(2)ネットから手のひら~ヒジが出る選手
ネットからは手は出ているので、真下に強いスパイクを打ちたいなと思うかもしれませんが、下に向かって打つとネットにかかる確率が高いので注意ですね。なのでネットに水平くらいをイメージしてスパイクを打つといいです。その際には必ずドライブ回転をしっかりかけてください。
気をつける点は、
(1)真下に強く打とうとしない。水平方向に打つ感じをイメージをする。
(2)ドライブ回転をしっかりかけてエンドライン際を狙って打つ。
しっかりミートを心がけて、ドライブ回転をつけてスパイクを打てるようになりましょう。
(3)ネットから頭が出る選手
かなりジャンプ力のある選手ですので、ネットから水平方向から真下にスパイクが打てると思います。真下にスパイクが打てますが、その分ブロックに当たりやすくなります。せっかく高い打点でスパイクが打てるのにブロックに当たってはもったいないのですよね。打点が高く真下にスパイクを落としたくなりますが、エンドライン際を狙って相手のいない場所にスパイク打てるようになったほうが決定率がかなり上がると思いますよ。
気をつける点は、
(1)真下に落とそうと思いすぎない。
(2)エンドライン際を狙ってスパイクを打ったほうが決定率が上がる。
十分打点が高いのでブロックに当たらなように、コースを打ち分けてスパイクを打つことが決定率が上がるポイントですね。
ドライブ回転をかける練習方法
身長が低い選手は、ミートをしっかりしてドライブ回転でスパイクを打つことを意識しましょう。ボールを打つ瞬間に手首を巻き込むようにすると縦回転になります。
1人で練習する場合は、壁打ちでの練習がいいとおもいます。ミートとドライブ回転の練習ができます。ただ壁打ちが連続にできるようになるのでなく、スパイクフォームをしっかり作って、利き腕をヒジをしっかりと引いて、スパイクを打つように連続してできるようになりましょう。
■You Tube動画
あとは、テニスボールなどの小さいボールがあれば用意をして、それを上に投げてスパイクのフォームで勢い良くスナップをきかせてボールをとります。
この練習を繰り返し練習することによって、スナップ使ってボールを打つ練習になります。
バレーボールでスパイクを打つ時にスナップをきかせたいのですが、どうしたらいいでしょうか
■参考ページ
バレーボールのスパイクでドライブをかけ方はどうすればいいですか?
ジャンプ力をあげる方法
ジャンプ力をあげるには、助走のやり方を改善するだけで伸びる可能性があります。
助走の時に腕を振ってスパイクを打つと思いますが、その時に思い切り腕を後ろに引いてジャンプをすることです。腕の勢いをジャンプ力の力に変えることです。
その場に立って腕を振らずにジャンプをするのと、腕を振って勢いを付けてジャンプするのではジャンプの高さは違いますよね。助走の時に同じで、しっかり腕を振ってジャンプすることで高さが違ってきます。
助走だけでもたくさん練習をすればかなり違ってきます。
あとは、筋トレをすることでジャンプ力をあげる事が可能です。すぐジャンプ力が上がったりはしませんが、続けて練習をすればジャンプ力は伸びてくると思います。
■参考ページ
まとめ
だれでも何回か練習してすぐにスパイクが打てるようにはなりません。
スパイクを打つためには、助走やボールを打つタイミング、最高到達点でスパイクを打ち、しっかりミート、ドライブ回転をかけ、コースを打ち分ける。などいろんな動作が絡み合っています。
人にもよりますが最低1年~2年くらいは一生懸命練習をしない思ったところにスパイクを打てるようにはなりません。
私の場合は、5年位したらスパイクの打ちかたがやっとわかった気がします。(遅いですよね。。。)
身長が低い選手でも、アタッカーとして活躍している選手がいますので、まわりで活躍をしている選手がいたらプレーをみて参考にするのもいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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